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  3. 産業廃棄物はどう処理する?種類別の処理方法と流れ

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コラム産業廃棄物はどう処理する?
種類別の処理方法と流れ

産業廃棄物は、企業の事業活動により発生する廃棄物のうち、法律で定められた特定の種類を指します。適切に処理を行わないと環境汚染や健康リスクを引き起こすため、厳格な管理が法律で義務付けられています。

この記事では、
• 産業廃棄物とは何か
• 種類別の処理方法一覧
• 産業廃棄物処理の実務フロー
まで、わかりやすく解説します。

目次
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  • 1. 【基礎】産業廃棄物とは?種類と特徴・注意点を解説
    • 1-1. (1)廃プラスチック類の処理方法|分別のポイント
    • 1-2. (2)金属くずの処理方法|分別と安全管理の注意点
    • 1-3. (3)ガラスくず、コンクリートくず及び陶磁器くずの処理方法
    • 1-4. (4)廃酸・廃アルカリ「液体産業廃棄物(廃液)」とは|必要な処理方法と注意点
    • 1-5. (5)汚泥の処理方法|事前分析|脱水によるコスト削減
    • 1-6. (6)木くずの処理方法|一般廃棄物か産業廃棄物か?
  • 2. 【処理方法】産業廃棄物の処理方法まとめ|焼却・破砕・圧縮・中和・脱水
  • 3. 【最終処分】安定型・管理型・遮断型の違いと対象廃棄物
  • 4. 【実務フロー】産業廃棄物処理の流れ|収集・運搬〜中間処理〜最終処分
  • 5.まとめ

【基礎】産業廃棄物とは?種類と特徴・注意点を解説

産業廃棄物は、事業活動に伴って発生する廃棄物のうち、廃棄物処理法で規定された20種類の廃棄物を指します。
一般家庭から出る一般廃棄物とは異なり、排出事業者責任により、事業者が最終処分まで適切な処理を行う必要があります。

本記事ではその中から、排出量が多く、特に注意が必要な6種類を紹介します。

(1)廃プラスチック類の処理方法|分別のポイント

廃プラスチック類の処理方法は、主に「再生利用(マテリアルリサイクル・ケミカルリサイクル・サーマルリサイクル)」または「単純焼却や埋立処理」に分かれます。

どの処理方法が選択されるかは、素材(PP・PE・PVCなど)や汚れの有無、分別状況によって大きく左右されます。

特徴
プラスチック製品の製造過程や使用後など、あらゆる事業活動に伴って排出される合成樹脂・合成ゴム類など。

注意点

  • ・PP・PE・PVCなど、素材別・他の廃棄物との分別が重要
  • ・他の廃棄物と混ぜないことで、リサイクル率の向上につながり、結果として処理コスト削減が期待できます。

(2)金属くずの処理方法|分別と安全管理の注意点

金属くずの処理方法は、主に「リサイクル(再資源化)」を前提として行われますが、素材の種類や混入物の有無によって、前処理や専門的な処理が必要となる場合があります。

特徴
製造や建設現場など、あらゆる事業活動に伴って排出される鉄くず・銅・アルミなどの金属類。

注意点

  • ・磁性の有無により鉄と非鉄金属の仕分けが可能で、分別状態によって処理方法やコストが変わる場合があります。
  • ・液体やガスが混入している場合、専門処理が必要となることがあります。

(3)ガラスくず、コンクリートくず及び陶磁器くずの処理方法

ガラスくず、コンクリートくず及び陶磁器くずの処理方法は、再資源化が可能なものと、埋立処分などが選択されるものに分かれます。

材質や汚れの程度、有害物質の有無によって処理方法が異なるため、排出時の種類判別と適切な分別が重要となります。

特徴
製造業の生産工程などあらゆる事業活動に伴って排出されるガラス類、コンクリート、セメント、モルタル、陶磁器などの破片・砕片。

注意点

  • ・一般的に建設工事などで出るものはがれき類に該当しますが、建築解体で発生する石膏ボードはこの分類に該当します。
  • ・蛍光灯・ブラウン管などは有害物質(水銀・鉛)の含有に注意が必要です。

(4)廃酸・廃アルカリ「液体産業廃棄物(廃液)」とは|必要な処理方法と注意点

廃酸・廃アルカリは、その性状やpH値に応じて、自社で中和処理を行い排水する方法と、産業廃棄物として処理業者へ委託する方法に分かれます。

自社で排水する場合は、pH調整によって中和処理を行い、水質汚濁防止法や下水道条例等で定められた排水基準を満たす必要があります。

自社で処理ができない廃酸・廃アルカリについては、専門の産業廃棄物処理業者に委託し、中和処理や焼却処理などの適切な処理を行います。

特徴
pH2超~7未満=廃酸 / pH7超〜12.5未満=廃アルカリ※上記範囲外のもの(pH2以下、pH12.5以上)は、特別管理産業廃棄物として取り扱われます。

注意点

  • ・成分が不明確な廃液については、処理方法を決定するために、事前に成分分析が求められることがあります。
  • ・廃酸・廃アルカリは事故や環境汚染のリスクが高いため、保管・運搬時には耐薬品性のある適切な容器を使用し、漏洩や飛散を防止する必要があります。
  • ・異なる性状の廃液が混ざると、発熱や有毒ガスの発生などの危険があるため、廃酸と廃アルカリ、成分の異なる廃液は混合しないよう、厳重な管理が必要です。
  • ・取扱い時には、保護具の着用など、十分な安全対策を講じる必要があります。

(5)汚泥の処理方法|事前分析|脱水によるコスト削減

汚泥の処理方法は、排出事業者が性状や含有成分を事前に把握したうえで処理方針を定めます。水分量に応じた脱水処理により、処理や運搬にかかるコストを抑えることが可能となります。

特徴
排水処理や製造工程など、あらゆる事業活動に伴って排出される水分を大量に含む泥状の廃棄物。

注意点

  • ・事前の成分分析が必要となる場合が多く、有害成分の有無を確認する必要があります。
  • ・脱水処理により体積を低減することで、運搬コスト削減が可能となります(脱水後に発生する排水については、別途適切な処理が必要です)。

(6)木くずの処理方法|一般廃棄物か産業廃棄物か?

木くずは、排出した業種や発生状況によって、一般廃棄物として処理するか、産業廃棄物として処理するかが区分されます。

特徴
以下の業種で発生した木くずは産業廃棄物に該当します。

  • ・建設業
  • ・木材または木製品の製造業(家具の製造業含む)
  • ・パルプ製造業
  • ・輸入木材の卸売業
  • ・物品賃借業

注意点

  • ・上記以外の業種から排出される木くずは一般廃棄物に該当します。(剪定枝や家具など)
  • ・ただし木製パレットなどは、排出した業種を問わず産業廃棄物に該当します。

【処理方法】産業廃棄物の処理方法まとめ|
焼却・破砕・圧縮・中和・脱水

産業廃棄物は、その性質に応じて次のような処理が行われます。

焼却|廃プラスチック類・汚泥・廃油・木くずなどの減容と無害化

高温で燃やすことで、廃棄物を減容・無害化する処理方法です。

  • ・発生物:燃えがら・ばいじん
  • ・ダイオキシン類対策として、厳格な焼却基準が設けられています。
  • ・熱エネルギーを回収する「サーマルリサイクル」が可能です。

対象例:廃プラスチック類・汚泥・木くずなど

破砕|廃プラスチック類・ガラスくず等・木くずなどの再資源化処理

廃棄物を細かく砕くことで体積を減らし、再資源化や後工程の処理を行いやすくする処理方法です。
対象例:廃プラスチック類・ガラスくず等・木くずなど

圧縮|主に輸送効率の向上を図る処理方法

軽量で体積の大きい廃棄物を圧縮し、体積を減らすことで輸送効率の向上を図る処理方法です。
対象例:廃プラスチック類

中和処理|廃酸・廃アルカリ(液体産業廃棄物)のpH調整

廃酸・廃アルカリのpHを中性に近づけることで、安全性を確保する処理方法です。

水質汚濁防止法の排水基準ではpH 5.8~8.6の範囲に限り放流が可能とされています。

なおpH以外にも有害物質や水質項目についての基準が定められています。

脱水処理|汚泥を減容し、再資源化やコスト低減につなげる

汚泥から水分を除去して体積を減らすことで、処理や運搬の効率向上を図る処理方法です。

脱水後の汚泥は、肥料化やセメント原料化など、再資源化が可能となる場合があり、処理コストや運搬コストの低減にもつながります。

処理後:

  • ・脱水汚泥 →一般的に肥料化やセメント原料化が可能です。
  • ・汚水 → 一般的に微生物処理などを行ったうえで排水されます。

【最終処分】安定型・管理型・遮断型の違いと対象廃棄物

中間処理後の産業廃棄物が、リサイクルできない場合には最終処分場へ運ばれます。

最終処分場は3種類に分かれており、処分できる廃棄物の種類がそれぞれ異なります。

安定型最終処分場

対象:化学的に安定した5品目(安定5品目)のみ
(廃プラスチック類・金属くず・ガラスくず、コンクリートくず及び陶磁器くず・がれき類・ゴムくず)

※石膏ボード・自動車破砕物などは処分できません。

管理型最終処分場

対象:有害物質の濃度が基準以下の廃棄物(安定5品目も可)
特徴:遮水シートや排水処理設備が整備されています。

※廃棄物に含まれる保有水や、雨水などが浸透した地表水、有機物の分解により発生するガスに対応するため、適切な構造や設備の設置および管理が義務付けられています。

遮断型最終処分場

対象:強い有害性を有する廃棄物
特徴:

  • ・鉄筋コンクリート壁(厚さ35cm以上)
  • ・雨水の遮断
  • ・外部環境からの完全隔離

※現在、日本国内にある遮断型最終処分場は23施設のみです。
(出典:環境省「産業廃棄物処理施設の許可等の状況(令和3年4月1日現在)」)

【実務フロー】産業廃棄物処理の流れ|
収集・運搬〜中間処理〜最終処分

産業廃棄物は以下の流れで処理されます。

【STEP 1】収集・運搬

自社で処分場まで運搬できない場合は、許可を有する収集運搬業者へ委託します。
※自社で運搬する場合でも、表示や携帯書類に関する基準を遵守する必要があります。

注意点

  • ・委託する廃棄物の品目について、許可を有している業者であるか確認が必要です。
  • ・県境を越えて運搬する場合は、両自治体の許可が必要になります。
  • ・廃棄物の飛散・漏洩防止対策が必要です。
  • ・委託前に必ず契約書を締結する必要があります。

【STEP 2】中間処理

廃棄物の減量化・安全化・安定化を行います。

注意点

  • ・委託する廃棄物の品目について、許可を有している業者であるか確認が必要です。 
  • ・委託前に必ず契約書を締結する必要があります。

確認ポイント

  • ・実施される中間処理の内容(破砕・圧縮・中和・脱水 等)が廃棄物と適合しているか
  • ・処理能力が十分であるか(受入量や処理にかかる時間・対象品目など)
  • ・処理施設の運営状況や設備の維持や管理の状態がどうか

【STEP 3】最終処分

中間処理を終えた廃棄物は最終処分されます。

  • ・最終処分の方法や処分先については、契約締結前に必ず確認することが重要です。

※重要
排出事業者責任は最終処分が完了するまで継続します。

まとめ:産業廃棄物の処理は「責任と確認」が重要

産業廃棄物処理は、

  • ・種類に応じた適切な処理方法の選択
  • ・許可を有する業者の選定
  • ・処理過程の確認

この3点が非常に重要です。
産業廃棄物処理をスムーズに進めるためには、信頼できる収集運搬業者・処理業者との連携が不可欠です。

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